田中美栄子(Mieko Tanaka-Yamawaki)のプロフィール


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EDUCATION:

京都大学理学部卒業(物理学)
名古屋大学大学院理学研究科、理論物理学専攻・修了
University of Rochester (Ph.D. in physics)

EMPLOYMENTS:

1983-1985 Postdoctoral Research Associate (CCNY)
1985-1986 Assistant Professor of Physics (SUNY)
1986-1991 Assistant Prffessor of Physics (North Adams State College,Massachusetts)
1991-1997 椙山女学園大学助教授
1997-2003    宮崎大学工学部助教授
2003-    鳥取大学工学部教授

2000-     総合研究大学院大学教育研究交流センター客員助教授
 

EXPERDISED AREAS:

経済物理学(金融時系列解析)
情報科学(複雑系科学)・理論物理学(高エネルギー理論、統計力学)

CONTACT INFORMATION:

Phone: 0857-31-5223
FAX:  0857-31-0879(知能情報工学科)
Email:  mieko@ike.tottori-u.ac.jp

TEACHING SUBJECTS:

鳥取大学における公式の講義は10月から。それまでは研究室内ゼミ「カオスと は何か?」をやっています。

(学部)  言語理論とオートマトン
、 情報科学概論
(大学院) (前期課程) 神経情報処理
(大学院) (後期課程) 複雑系科学

宮崎大学(2003年5月まで)
(学部)  情報数理I情報解析(I)
情報解析(II)
(大学院) 非線形解析特論

ACADEMIC MEMBERSHIPS:

I.E.E.E.、アメリカ物理学会、日本物理学会、情報処理学会、 日本応用数理学会、日本OR学会

ACADEMIC GRANTS:

文部省科学研究費基盤研究C(2) "人工知能の基礎としての複雑系科学の探求" (平成10-13年度)

RESEARCH INTERESTS:

物理科学と情報科学の知見を現実の多自由度系に適用してシステム全体の動的性 質を理解しようと
する、複雑系科学、をモデルのコンピュータシミュレーションを通して行っている。 また、高エネルギー
物理学の残された問題にも興味を保持している。以下列記。

(1) 価格変動の理論

株価や為替などの短期変動がランダム・ウォークに近いふるまいをし、しかも それから少し外れている
ことは古くから知られており、その理論的解明は多くの研究者の目標であり つづけてきた。
非平衡統計力学、情報理論、フラクタル数学など、発展途上の理論体系の多くと 深いつながりを持ち、
新しい科学の温床として期待を集めている。特にデータを高速コンピュータ処理 できるようになって様々の
面白いことが計算によって検証可能な厳密さをもって語れるようになってきた。

(2) 成人病の非侵襲的診断

"数をランダムに並べる"という作業をどの程度にやれるかを測定することで脳の 状態を診断する、
また、装置を口の内粘膜に接触させて赤外スペクトルを測定するだけで血液中の 脂質分や糖分の
パターンを判定し、体調を判断するなど、自己診断システムの開発を目指した パターン認識プログラム
を開発している。家庭用ロボットに組み込めば高齢化社会に役立つ。

(3) 環境適応系のシミュレーション

マルチ・エージェント・システムやセル・オートマトンで個々の要素に単純 なルールを与えて、全体が
どう動くかについてコンピュータシミュレーションによ り調べている。システム科学の基本的問題。

(4) クォークとレプトンの質量行列 

ニュートリノに質量があれば、「標準理論が最終理論かどうか?」という 高エネルギー理論の残された大問題
に対し明確にノーと言うことができ、水平対称性などのアイデア が現実味を帯びてくる。
現在進行中のニュートリノの質量を求める実験結果が出れば急速 に面白くなりそうである。

主な研究業績:

(1) " Statistical Properties of Price Fluctuations in a Multi-Agent Model and the Currency Exchange Market", Takayasu(Ed.)"Empirical Science of Financial Fluctuations, (2001).

(2) "Modeling the Price Fluctuation", Information, vol.4 pp.179-185, (2001).

(3) "A Study of Chaotic and Non-chaotic Phase Structure in the Positive Feedback Model of Trading Agents", Statistical Physics, edited by M. Tokuyama and H.E. Stanley (APS, I-56396-940-8), pp. 692-698, (2000).

(4) "Can we measure the brain by random generations?"
Proceedings of 5th. International Conference on Neural Information Processing Systems, 215-218 (1998).

(5) Consensus formation and the cellular automata
Robotics and Autonomous Systems, vol. 19, 15-22 (1996).

(6) Cabibbo-Kobayashi-Maskawa mixing matrix and the quark masses in horizontal SU(2) symmetry
Physical Review D45, 2432-2435 (1991).

(7) Decay constants and SU(2) mass splittings of psudoscalar mesons
Physical Review D29, 2057-2066 (1984).